• 私たちは以前、築55年の大きな瓦葺き屋根の家に住んでいたのですが、耐震診断をすると大掛かりな補強工事の必要性が判明しました。地震への備えや維持管理の大変さが気になっていたこともあり、解体を検討。97坪ある土地の半分を売却して、残りの土地に新築することにしたんです。沖田工務店さんには解体の見積りを依頼していて、そのまま新築プランのお話も聞くと、耐震や高気密・高断熱にもこだわって坪単価50万円だと。さらにキャンペーン期間だったこともあり、すぐに土地の売却と建物の計画を進め、完成したのは１階に妻と私が、２階には子供と孫が暮らす、延床面積38坪の2世帯住宅としてちょうどいい広さの家でした。

  

• デザインはグレーインテリアで統一し、箇所毎に使い勝手のいい棚、ニッチを設置して、収納もたっぷりと造り付けてもらっています。外観にもこだわり、実は前を通りがかった方から参考にしたいので写真を撮りたいとお声がけいただいたくらいで。住宅性能も高く、冬は前の家でいつも頼っていたガスファンヒーターの出番はありませんでしたね。夜間も日中つけたエアコンの余韻があり、暖かく眠りにつけました。建築中の現場には頻繁に足を運びましたが、棟梁の仕事がとてもていねいで、しっかりとした仕上がりで感動しました。依頼先選びはネームバリューではなく、性能や品質、誠実なお人柄を重視して大正解だと思っています。知人に家づくりを検討している人がいたら、沖田工務店さんを紹介してあげたいですね。

  

POINT

内外観GALLERY

• 

  落ち着いた雰囲気の高級感のある外観は、旭化成のパワーボード「ジーファスタイル50」の全面貼り。玄関扉にはシンプルなスリットが入ったLIXILの防火引き戸「エルムーブL19型」を採用し、ながく愛せるデザインを実現した。

• 

  イメージしたのは「グレーインテリア」の住まい。モノトーンの中にもぬくもりが感じられる木目とのコラボレーションが特徴。玄関ホールには趣味の陶芸作品を飾るコーナーを設けるなど、Mさんのセンスが光る、心の豊かさが感じられる住まいとなった。

• 

  １階だけで76.18㎡の広さがあるゆとりの設計。リビングは、ダイニングとつながりながらも独立した空間としてゾーニング。大きなソファでゆったりとくつろげる。

• 

  ダイニングやリビングで過ごす家族と会話が弾むキッチンは開放的なオープンスタイル。ダイニングテーブルの側にはコンセント付きの棚を設置。食事をしながらスマートフォンの充電ができるので便利だ。

• 

  2階はお子さんとお孫さんたちの生活空間。2階にも洗面所があるため、お出かけ前の身支度がスムーズ。ライフスタイルが異なる様々な年代との同居にも適した間取りとなっている。

• 

  バスルーム横の脱衣所は、洗濯機とガス衣類乾燥機を並べて、室内干しができるホスクリーンも設置したランドリースペースに。勝手口があり、シーツなどの大物は外干しもOK。コンパクトな洗濯動線で、家事負担を極力少なくできるようにした。

• 

  玄関は2畳大の広さを確保。家族分の靴が収納できるウォークインのシューズクロークや、鍵置き場に便利なニッチも実現。天井の高さまである大きな鏡は、現場の棟梁と密に調整しながら壁内に埋め込むように設置した。

• 

  周囲よりも少し高い場所にある、大雨の影響なども受けにくい住まい。エントランスのアプローチはステップを設けて、使いやすさと安全性に配慮した手すりを設置。手のひらにフィットする形状で、安定感がある点もポイント。

• 

  外観を印象づける高級感のあるエクステリアはお子さんが考案されたもの。門柱には味わいのあるイタリア製のタイルをあしらい、洒落たフォントのネームプレートを特注した。

• 

  眺める角度によって表情を変えるデザイン性の高い外観デザイン。二方向の道路に面した角地のため、視線を遮る塀を設置。塀は花崗岩をイメージした高級感のあるグランロック塗装で仕上げた。