• 以前の住まいは、宮大工の手仕事が光る昔ながらの純和風住宅。伝統的な和の意匠や端正な佇まいはお気に入りでしたが、8LDKという広さをカバーできない断熱性能が不満でした。コロナ禍もあって子供たちが1日中家にいて光熱費がかさみ、ひと月12万円近くにもなり、性能のいい家への住み替えを考えるようになったんです。そこで性能だけでなくデザイン面の自由さも求めて純和風のデザインにもできる沖田工務店さんに依頼しました。

  

• 建築中は頻繁に現場にも足を運び、大工さんとコミュニケーションをとりながらイメージを形にしていきました。こちらの要望をしっかりと受け止めてくれて性能も住み心地も抜群の家にしてくれたと感じています。24時間計画換気を採用し全館空調並みの仕様なので、真冬も真夏も快適に過ごすことができていて、光熱費は熱帯夜が続いた8月でも1万4,000円ほどまでダウンできました。5LDK＋納戸＋5WICと広い家で、ここまで実現できたのは沖田工務店さんのおかげですね。

  

POINT

内外観GALLERY

• 

  屋根やファザードのデザインから間取りを計画し、威風堂々とした外観を実現。計画地は準防火地域のため、様々な制限があったものの、間口の広さを活かした切妻造りの純和風の佇まいに。

• 

  和室は以前のお住まいと同じテイストの襖紙を選び、格調高い雰囲気に。床の間の上部には、お手持ちの火縄銃の調度品を収めるスペースを造作。飾り棚も造り付けた。

• 

  以前は宮大工が建築した８LDKにお住まいだったFさん。伝統的な純和風建築だったが、光熱費が嵩むことが悩み。今回の新築では浴室と給湯を除いて電気で統一。キッチンもIHクッキングヒーターを採用。

• 

  リビングは開放感いっぱいの吹き抜け設計に。24時間計画換気を採用した全館空調並みの高気密・高断熱の住まいのため、住まい全体が一定温度をキープ。真冬でもエアコンの設定は21～22℃で快適に過ごせる。

• 

  夜寝る前や朝の起床後の身支度がスムーズにできるよう、個室の近くに広々とした洗面化粧台を設置。ワイドスパンのミラー＆カウンターを設置したので忙しい朝もスムーズ。

• 

  気密性の高い住まいということもあり、新居では害虫を見かけることがなくなったと驚かれているＦさん。建具は、格子のデザインが印象的な和モダンのどこから見ても美しい空間に仕上がった。

• 

  ２階の廊下から吹き抜けを眺めた様子。大開口によって光がたっぷりと入る開放感が特徴。お子様の安全面にも配慮し、ホールには転落防止の腰壁を設置。

• 

  箇所箇所に収納をたっぷりと計画している点も特徴の一つ。豊富な収納があるため、スムーズに片付く家に。収納内部の壁紙は日本の伝統色でもある緋色。お住まい全体で和の風情が感じられるようにした。

• 

  檜の床をはじめ、壁、天井、階段スペースの仕切り壁などはすべて木や自然素材を採用。和の意匠ならではの直線的なデザインが端正さを醸し出し、美しさはひときわ。ハイクラスの日本旅館のような雰囲気を放っている。

• 

  東入りの広い間口を活かした広々とした玄関は、広い土間収納もあり、ご家族でスポーツやアウトドアライフを楽しんで帰宅してもゆったり余裕がある。ゴルフバックなどもスッキリと収納可能。